スウェーデンの電話通信設備企業 L.M. Ericsson (NYSE:ERIC) は月曜日、中国の携帯サービス巨大企業へのネットワーク設備を提供する枠組み合意を締結したと語った。
Sydney, 2010年3月30日, AEST (ABN Newswire) - 一次産品価格の上昇によりエネルギー企業や鉱業企業が後押しを受け、月曜日のウォール街は上昇した。米国市場は2月の前向きな消費者支出によっても支えられた。昨日のアジア市場は様々な傾向で取引を終えた。中国が長く期待されていた株価指数先物を4月16日に立ち上げる計画を立てていると語ったことから、中国の株式は反発した。上海総合は2.1%上昇し2ヶ月間での最高水準へ、香港のハンセン指数は0.9%上昇した。韓国の Kospi 総合は0.3%下落した。日本の日経225は0.1%下落となった。
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日本の新日本製鐵 (TYO:5401) はブラジルの巨大鉱業企業 Vale (NYSE:VALE) との間で、4月-6月四半期において鉄鉱石1トン当たり100-110米ドルを支払うという暫定合意に達した、と日本のメディアが報じた。これは2009年会計年度の価格から90%の上昇となる。
台湾を拠点とする Formosa Plastics Corp. (TPE:1301) は、関連会社からの投資収入増加により2009年の純利益が40%増加したと語った。12月31日までの年間純利益は275億3,000万ニュー台湾ドルで、2008年の197億1,000万ニュー台湾ドルからの増加となった。
スウェーデンの電話通信設備企業 L.M. Ericsson (NYSE:ERIC) は月曜日、中国の携帯サービス巨大企業へのネットワーク設備を提供する枠組み合意を締結したと語った。 Ericsson は China Mobile Ltd. (NYSE:CHL) (HKG:0941) との間で、ネットワークの容量を拡大しインターネット・プロトコル (IP) ネットワークへと発展させる無線アクセス設備を提供する10億米ドルでの契約を確保した。また、同スウェーデン企業は China Unicom (NYSE:CHU) (HKG:0762) との間で、 HSPA Evolution 技術、 IP ・ブロードバンド設備と共に高速第3世代ネットワークを供給する8億米ドルでの契約も獲得した。
マカオのカジノ経営企業 SJM Holdings Ltd. (HKG:0880) は、第2四半期の好調なゲーム収入により2009年の純利益において14%増を報告した。12月31日までの同社年間純利益は9億670万香港ドルで、前年の7億9,610万香港ドルから増加した。同社は2008年の48%減に加え、上半期において41%減を記録していたが、今回の業績は市場予測よりも良い内容となった。同社事業に大きな影響を与えることとなるゲーム機・テーブル数の制限がマカオ政府の新政策により行われるとは見込んでいない、と SJM は語った。
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